赤ちゃんの白いロンパースに移った赤い色移りがキレイに落ちた染み抜きクリーニング事例(４，４００円税込)

 

お客様からお預かりしたのは、今は小学生になったお子様が幼児の頃に着用していた白いコットン素材のロンパース。

どのご家庭でも子供の成長に伴い、友人に上げたり中古品で洋服を売っていく中でどうしてもこの洋服は思い入れがあって取っておきたい1着ってありますよね！

そんな１着を仕舞う前に洗濯した際、同じ洗濯機に入っていた赤いタオルの色が移ってしまい、全体にピンク色のムラができてしまったとのことでした。

ご自宅で漂白剤を試されたそうですが、思うように落ちず、「生地が傷みそうで怖くてこれ以上できない」とのことで、当店へご相談くださいました。

＊どのように染み抜きを行ったか（工程・ポイント）

まずは素材確認から。

ロンパースは綿100％のやわらかい生地で、赤ちゃんの肌に優しい素材が使われていたので、強い薬剤の使用は避ける必要がありました。

そこで当店では、以下の手順で慎重に染み抜き・シミ取りを行いました。

色移りの原因を特定

　赤い染料が繊維内部に浸透しており、通常の洗浄では除去困難な状態。

専用の中性染み抜き剤で染料を分解

　赤い色素を浮かせるように反応させ、繊維を傷めない範囲で薬剤を調整。

低温スチームと還元漂白で微調整

　繊維を保護しながら少しずつ白さを戻す処理を行い、ムラにならないよう全体の色合いを整えました。

仕上げの中性リンスクリーニング

　薬剤を丁寧に中和し、赤ちゃんの肌に安心な仕上がりに。

最終的には、赤い色移りは目立たない状態まで回復し、繊維の柔らかさもそのまま保つことができました。

「まさかここまでキレイになるとは思っていませんでした！

自分で洗っても全然落ちなかったのに、まるで新品のように真っ白になっていて感動しました。

あの頃の思い出も蘇り、大切に保管していきます。

本当にお願いしてよかったです！」

と、お喜びの声をいただきました。

今回のように、色移り・漂白ムラ・ベビー服の黄ばみなどは、自己処理をすると生地を傷める可能性が高いため、早めに専門の「染み抜き屋」にご相談ください。

素材やシミの種類に合わせて、最適な方法でプロの染み抜き・クリーニングを行います。

「これ、もうダメかも…」と思ったら、ぜひ一度ご相談を。