ベージュに柄の入ったお子様のダウンジャケットの全体的な汚れやシミがキレイに落ちた染み抜きクリーニング事例(６，０５０円税込)

冬の定番アウターであるダウンジャケット。特にお子様が着用される場合、公園遊びや食べこぼしで気付かないうちに汚れやシミが広がってしまうことが多いですよね。

「家庭で洗っても汚れが落ちない」「クリーニング店に出したけれどシミが残ったまま返ってきた」などのお悩みを抱える方は少なくありません。ダウンは繊細な素材のため、安易に洗濯すると型崩れやボリュームダウンの原因になることもあります。

今回は、ベージュに柄の入ったお子様のダウンジャケットに付いた全体的な汚れとシミをプロの技術でキレイに取り除いた事例をご紹介します。

今回ご相談いただいたのは、小さなお子様が普段から愛用しているダウンジャケット。

淡いベージュ地に可愛らしい柄が入っているデザインでしたが、長期間の使用で袖口や全体に、泥汚れや食べこぼしのシミや油汚れなどが広がっていました。特に油汚れや袖の黒ずんだ汚れが目立っており、通常のクリーニングに出したのになんとこの状態で帰ってきたという事でした。

お母様からは、

「クリーニングに出しても全く変わらず戻ってきて諦めようと思ったけど、まだサイズ的に着られるのでもう一度キレイにしてあげたい。捨てるにはもったいないし、次のシーズンも使えるようにしてほしい」

とのご要望をいただきました。

＊ どのように染み抜きを行ったか（工程・ポイント）

お子様のダウンジャケットは生地的には丈夫な物が多いのですがかなりしっかり汚れているため汚れを落としつつ生地へのダメージを避けるといった慎重な工程が必要です。

汚れの種類を判別

　食べ物由来のタンパク質汚れ、泥の無機物汚れなどを確認し、それぞれに合わせた染み抜き剤を選定しました。

部分ごとの染み抜き処理

　袖口の黒ずみには専用の薬剤を使い、繊維を傷めないようにやさしく汚れを浮かせる様ブラッシング。食べこぼしのシミには、分解酵素を用いてじっくり浸透させました。

全体のクリーニング

　局所的なシミ取りの後、ダウン全体を専用の洗浄工程でクリーニング。型崩れを防ぐため低温乾燥を行い、ふっくらしたボリュームを維持しました。

このように部分的な染み抜き＋全体クリーニングを組み合わせることで、汚れを根本から落としつつ素材の風合いも守ることができます。

仕上がりをご覧になったお母様からは、

「新品のようにキレイになっていて驚きました！ 来シーズンも安心して着せられます。最初に価格を聞いた時ちょっと高いかなと思いましたがこれだけ綺麗になり本当にお願いして良かったです。」

と大変喜んでいただけました。

特に、お子様自身もお気に入りのジャケットだったため、再び着られるようになったことに嬉しそうな様子だったそうです。

ダウンジャケットのようなデリケートな衣類でも、専門的な染み抜きとクリーニングで再び美しく蘇らせることが可能です。

「落ちないかも…」と諦める前に、ぜひ一度プロにご相談ください。